LAVA がコンパイルした最高のUK クラブ・サウンドがこの一枚に!
待望のLAVA による新曲も収録。アートワークはロンドンの新進デザイナーが担当!



日本はもちろん、世界各国のクラブ・ラウンジから熱い注目を浴びているLAVA。そのLAVA による2005年・第一弾が、DJ としての活動の出発点であった街“ロンドン”への熱い想いをつめこんだこの「London Collection」である。LAVA 自身が選曲した最高のUKクラブ・サウンド、そして待望の新曲とリミックスで構成されるこのアルバムは、まさにLAVA 自身の原点回帰とも言える渾身の一枚となっている。Jazz やブロークン・ビーツなど、ロンドンのクラブ・シーンを象徴するサウンドを織り交ぜて構成される本作は、Two Banks of Four や4hero をはじめとする充実したアーティストがラインナップされており、クールであり、熱くもあり、場所や時間を問わず何度でも聴けるハイセンスな魅力にあふれている。

LAVA の新曲は2曲収録、黒人ヴォーカリストPierre Cook と期待の若手女性ヴォーカリストKnoelle を招き、N.Y.でのレコーディングを行った。また、既発表曲である“Clara”のリミックスを西ロンドンを拠点に活動するブラジリアン系クラブ・ジャズの代表Da Lata が担当、またLAVA 自身のリミックスによる“Ride On A Tube <Mr. Gus, Afterwards Mix>”も収録され、その国境を越えて創り出されるLAVA のサウンドは今回も我々を楽しませてくれること間違いない。

アートワークはロンドンを拠点に活動する新進の二人組デザイナー<Non-Format>が担当。ロンドンを舞台に活躍する彼らのデザイン・ワークは、ここに収録された楽曲の持つロンドンの空気感を視覚的なものへと見事に昇華させ、このアルバムをサウンド・ヴィジュアルのどちらからも、とてもゴージャスな仕上がりにしてくれるのだ。

このアルバムの持つ魅力はダンス・フロアーに止まらない。音楽を愛する全ての人を虜にする魅力がつまったこのLondon Collection は、多くの人にとって大切な愛聴盤となるであろう。この一枚から、あなたにとってのロンドンが見つかるかもしれない。

世界で活躍するLAVA、2005 年最新作は「ロンドン」がテーマ!!
LAVA 選曲によるハズレなしの最高のUKクラブサウンドを1枚にコンパイル!!
お馴染みのあの曲も、こうして並べるとこれまた最高なプレイ・リスト!!
Da Lata, 4HERO, Two Banks Of Four など抜群のセンスでの選曲!!
アートワークはロンドンの新進デザイナー集団Non-Format、アート性でも要注目!!
++ Release Infomation ++
LAVA Presents "London Colloction"
発売日: 2005/03/24
商品番号: VCCM-2007
価格: \2,700(incl. tax)
by London Sound Design / MS Entertainment

++ Track List ++
M001 : Feel The Rhythm / LAVA feat. KNOELLE
M002 : 1958 / SKALPE
M003 : Super Legal / ARICIA MESS
M004 : My Desire / AMIRA <Bugz Full Phunk Mix>
M005 : Clara / LAVA feat. GUIDA DE PALMA<Da Lata remix>
M006 : Unclaimed / TWO BANKS OF FOUR
M007 : Naima / 4 HERO
M008 : Ride On A Tube / LAVA <Mr. Gus, Afterwards Mix>
M009 : Up West / MARCO DI MARCO
M010 : Horizon / THE CINEMATIC ORCHESTRAfeat. NIARA SCARLETT
M011 : Manitoga / LAVA feat. PIERRE COOK


1997年から2000年にかけて"ART", "FASHION", "MUSIC"という文化を支える3本の柱を軸にした"LAVA MIX"という自身のオーガナイズによるパーティーを東京で行っていました。元々音楽とファッションの融合には興味があり、LAVAという名前で7年前から活動を始めた頃から、自身の音楽を通じて日本から海外、海外から日本へ向けての独自のパイプを作れたらという高い目標を持って活動してきています。今回のロンドンとのコラボレーションシリーズはその高い目標に近付けるプランでもあり、その第1弾となるこの"London Collection"は僕の夢への第1歩であると同時に、これからグローバルな視野で活動していきたい世界中のクリエイター達と僕の新たな出会いの始まりだとも思っています。


故僕はこれほどまでにロンドンにこだわるのでしょうか?ロンドンは僕がDJのキャリアをスタートさせた地であり、ダンスミュージックを作る事を志した地でもあり、"LAVA"という名前をもらった場所でもあります。当時29歳だった僕は30歳直前にしてもう1回自分の人生を振り出しに戻したく、何も持たずにイギリスに渡りました。それまで"ROCK"を歌ってメジャーデビューまで果たした僕は日本での活動に疑問を抱き、全てを終わらせ、23歳の時に1年程住んだ事で僕を成長させてくれたイギリスにすがるように渡って行きました。それこそ"クラブ"なんて行った事がなかった僕は初めて入った"HEAVEN"というクラブで衝撃を受けました。たくさんの人々とエネルギーが"DJ"というものから発せられている音でぶつかり合っているその様は完全に僕を魅了し(自分で歌っていた頃はこんなエネルギーは発せられなかった)、気が付いたらDJブースの前で"俺にもやらせてくれ"と無我夢中でDJに頼んでいました。ロンドンというクラブ発祥の地でそこ(DJブース)が特別な場所なんて事を全く知らなかった僕はセキュリティーに追い出されました。何だか楽しくなってきた僕は(1度ゼロになっている人間は強い)毎晩クラブを訪れるようになり、何とかDJになってみたく同じ行為を繰り返しているうちに"LAVA"というニックネームをもらいました。"LAVA"は英語で"溶岩"という意味を持ちますが、僕の場合は"ウザイ"という理由でつけられました。何度も何度もアプローチしている僕は熱くうっとうしかったようです。でもその"LAVA"というニックネームをもらった事で僕の人生は大きく変わりました。たまたま知り合ったイギリス人がDJで彼の家に泊めてもらえるようになるのですが、彼の家には2台のターンテーブルがあり、そこで毎日練習して、彼のサポートでDJが出来るようになっていったのです。というようなわけで、ロンドンは僕にとって特別な場所であり、日本に帰ってきた今もロンドンをいつでも想っています。

ルバム"London Collection"の中には僕の1枚目のアルバム"Aile Alegria"に収められていた"Ride On A Tube"という曲の自身によるREMIXが入ります。これは当時ロンドン中のレーベルをまわり、何とか自分のレコードが出せないかとアプローチしていた頃を思い出して作った曲です。そのプレゼンはノンアポで行っていた為、殆どが門前払いで終わっていましたが、いくつか電話番号を知っていたレーベルに関しては公衆電話から電話して、場所を聞いて地下鉄に乗ってそこに行くという感じでした。この曲でロンドンの駅名をただ単にリーディングしているのは僕のレーベルに着くまでの地下鉄内での期待と緊張を表しているものです。今回のアルバムの為にアレンジし直し、新たな"Ride On A Tube"を入れる事にしました。余談ではありますが、何とか自分を変えてくれたイギリスで自分の曲をリリースしたいと決断して始めたこのレーベルまわりも全て失敗には終わりましたが、イギリスでは日本のクラブ系サウンドの評価はとても高く、これは1度日本に帰ってちゃんと自国でリリーススする事が先だなと思い、それで僕は日本に戻りました。そしてその後日本でリリースした僕の1stアルバム"Aile Alegria"は、今では全ヨーロッパでリリースされました。真の"インターナショナル"とは外からしっかりと自分の国を見る事にあると勉強する事が出来ました。

London CollectionではLAVAの前回のアルバム"Conexión"から選曲した"Clara"という楽曲を、僕が大好きなDa LataがREMIXしてくれる事になっています。これも本当に楽しみです。僕のイギリスへの熱い(ウザイ?)想いが込められていると同時に他にコンパイルした現在のUK勢のものすごいラインアップに負けない新曲を作りました。コンパイルした楽曲に関してはロンドン出身のアーティストを中心にセレクトしています。DJもそうなのですが、やはりダンスミュージックのクリエイティブに関してイギリス人は本当にレベルが高くセンスがいいです。全体的にクールであり、熱くもあり、場所や時間を問わず何度も聞ける内容に仕上がったと思っています。この"London Collection"を通じ、僕自身のパイプも広げ、再び世界中のクリエイター、ミュージックラバーズに会いに行こうと思っています。

LAVA


"London Collection " Release Party Report