日本を代表するラテン・ハウスのトップDJ、LAVA による初のブラジリアンMIX アルバムが登場!
Gladston Galliza,Saigenji の名曲に加え、LAVA のアルバムからの未発表ヴァージョンなど収録!
マルチ・アーティストとしても乗りに乗ったLAVA のATP ( Afro Temple Percussive ) 名義初、そしてLAVA 初のMix Albumが遂に完成!


今回はLAVA が手掛けたリミックスを中心にブレンドされている。
ブラジリアン・ミュージックの本年度No.1作品と評価の高い“Gladston Galliza/The Album”から“Fascinio”をDMR(ダンスミュージックレコード)との共同企画で実現させたリミックス、Saigenjiの名曲“Choro”の録り下ろしリミックスをはじめ、アルバム“Conexion”中で最も人気の高かった“Diciembre”の未発表バージョン、ブラジルの歌姫Wanda Sa の最新アルバムから“Bewitched”のリミックスまで、満足度200%の仕上がりです。

++ Release Infomation ++
Afro Temple Percussive -ATP01 Compiled & Mixed by LAVA-
発売日: 2006/06/07
商品番号: OMOCD-0027
価格: \2,500(tax in)
発売元: おもちゃ工房
販売協力: ジェネオンエンタテインメント(株)

++ Track List ++
M001 : Aqui tomoca & Oshibuchi Teisuke (LAVA’s Back To Our Roots Remix)
M002 : Fascinio Gladston Galliza (LAVA’s Deeply In Love With Brazil Remix)
M003 : 50 Ways To Leave Your Lover Platinum Pied Pipers
M004 : My Oh My Brigette
M005 : Itshintsh’ Ikhona Amampondo
M006 : Just Give Me Time Carola & Heikki Sarmanto Trio
M007 : Defect2 : Curiosidade Tom Ze (John Mcentire Remix)
M008 : Choro Saigenji (LAVA's Jazz Samba Session)
M009 : Bewitched Wanda Sa (LAVA's Secret Backyard Remix)
M010 : Gosto Do Que E Bom Gerardo Frisina
M011 : Mas Que Nada Gregor Salto (Gregor's Respect To The Master Mix)
M012 : Terra & Agua Electro Coco (Buschemi's Smooth Bossamix)
M013 : Diciembre LAVA feat. Gema (Source Of Love Version)  
昨年の12月にリリース予定でした僕の初めてのミックスCD"ATP(Afro Temple Percussive)"が6月7日にトイズファクトリーからようやく発売出来る事になりました。

ミックスCDは本来出さないと考えていたんですが、僕の手掛けたリミックスを織り交ぜて作れるのならばとスタートしたこの企画も、やはりオリジナルでのアルバムを作るのとは思っていたよりも大分違い、正直悩みました。ストーリーを作り出す事と、曲のBPM(テンポ)は絶対に変えないというルールで始めてはみたものの、試行錯誤はかなりの間続きました。

思えば10年前にロンドンの先輩のDJ達から”君は下手だからストーリーを作った方がいい”と言われたのが今でも心の大半を占めています。しかしみなさんには随分お待たせしてしまいましたが、自信を持ってお届け出来るミックスCDが出来上がりました。

本来ミックスは出さないとか言いましたが、毎年出そうと思ってます(笑)。

どうぞ楽しんで下さい。

(LAVA)
M001 : Aqui tomoca & Oshibuchi Teisuke(LAVA’s Back To Our Roots Remix)
オーボエとガットギターの異色ユニット、tomoca&Oshibuchi Teisikeによる記念すべきデビューアルバムからのタイトル曲のリミックス。オーボエのトモカちゃんは3年ぐらい前に僕がDJをしてると飛び入りでよくオーボエでセッションを挑んで来た根性ある女性。その頃彼女は緊張していて震えながらも一生懸命に僕の強烈なビートに負けじと吹いていました。最近その彼女から”アルバム出すかLAVAにリミックスして欲しい”と電話で言われた時は驚きと喜びで一瞬言葉が詰まりました。アルバムを聴いてみたら、もうあの頃のトモカちゃんは何処かに行ってしまい、自由で伸びやかで、素晴らしいメロディーを奏でるサウンドが耳に飛び込んで来ました。つまんない言い方ですが上手くなってました。このリミックスは僕から彼女へのメッセージです。

M002 : Fascinio Gladston Galliza (LAVA’s Deeply In Love With Brazil Remix)
昨年"The Album"で遂に日本でもリリースを遂げたブラジル人シンガーソングライターGladston Galliza。
今回トイズファクトリーとDance Music Record(DMR)の協力ででミニアルバムをアナログカットしました。その中に収められた"Fascinio"の僕のリミックスです。僕にとってグラストンとの仕事はライフワーク。もう宿命と思ってます。このミニアルバムが好評だったようで、現在新たなリミックス盤を制作しています。そしてグラストンの2枚目のアルバムも来年には出せそうです。そして念願の来日!絶対みなさんに彼の歌を生でお届けします。約束します。

M003 : 50 Ways To Leave Your Lover Platinum Pied Pipers
Ubiquityの新鋭 Platinum Pied Pipersによるポールサイモンのカバー。昨年の僕のベストトラックです。

M004 : My Oh My Brigette
昨年の僕のベストトラックその2です。

M005 : Itshintsh' Ikhona Amampondo
ニューヨークの謎のアフリカンパーカッション屋さんで買ったCDからセレクト。
後半に出て来る白人男性のリーディングは前回"Conexion"にも参加してくれたショーンアルトマンです。しかし何故こんないい音でパーカッションが録音出来るのか、今度直接聞きたいぐらいです。

M006 : Just Give Me Time Carola & Heikki Sarmanto Trio
フィンランドの女性ボーカリストCarolaが60年代中頃に録音した名曲。
同国を代表するピアニスト Heikki Sarmantoがバックを務めています。

M007 : Defect2 : Curiosidade Tom Ze (John Mcentire Remix)
御存じトーキングヘッズのデビッドバーン氏が主催するレーベルLuaka Bopから。

M008 : Choro Saigenji (LAVA's Jazz Samba Session)
サイゲンジの中で僕が一番好きな曲。
今回はリミックスと言うよりも、ジャズバンドをバックに彼がギターを奏でてるイメージで作りました。この曲を聴く度に彼は天才なんだと感じる。

M009 : Bewitched Wanda Sa (LAVA's Secret Backyard Remix)
ブラジルの歌姫、そして僕のアイドル Wanda SaのLAVAリミックス。
オリジナルは王道なジャズスタンダード的アプローチでしたが、僕は彼女の声だけを使用して、まるで80年代初頭のBritish Invention的アプローチにしてみました。僕の青春サウンドだったりまします。すなわち”僕の秘密の裏庭リミックス”。

M010 : Gosto Do Que E Bom Gerardo Frisina
もう日本でもかっこたる地位を確立したスケマの重要人物Gerardo Frisinaの新作からのセレクト。
ジェラルドファンにちょっとしたエピソード。昨年彼が東京に来た際に東京、青山のFAIでDJセットをやるというので会いに行きました。彼のプレイ中、CDJがどうやらターンテーブルの上に落下(!)して,もの凄い音を立てて一時中段。それでも彼は嫌な顔ひとつせずに、プレイしていました。真面目で本当に優しい人なんですよ。

M011 : Mas Que Nada Gregor Salto (Gregor's Respect To The Master Mix)
最近のDJセットに欠かせなかった1曲。数ある"Mas Que Nada"のカバーの中では得ににお気に入りです。

M012 : Terra & Agua Electro Coco (Buschemi's Smooth Bossamix)
僕が大ファンのBuscemiによるリミックス。
いつか出るだろうと思ってたらやっぱり出た彼のリミックスをコンパイルした"Late Nite Works"からセレクト。

M013 : Diciembre LAVA feat. Gema (Source Of Love Version)
3枚目のLAVAのアルバム"Conexion"からのDiciembreの別バージョン。
実は本来はこちらがオリジナルなんです。ただこの曲を作ってヘマに会いにマドリッドに行ったら、何故かどんどん変わっていったのです。僕は両方気に入ってますが。本来"ATP"は昨年の12月のリリースだったので(みなさん、本当にお待たせしました)これは絶対Diciembre(英語ではDecember)のこのバージョンをラストに入れようと思っていたんですが、それが関係なくなってもいい曲ですね(と自分褒め)。